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● ワークトップの高さと素材について
ワークトップは高さにこだわって
キッチンのワークトップ(カウンター、天板とも)は、
キッチンの中で最も酷使され、また最も目にふれる部分なので、
機能性とデザイン性のどちらも大切にしたいものです。
キッチンリフォームの際、ワークトップで最も重要なのは高さです。
低すぎると常に屈んだ体勢をとることになり、
腰に大きな負担がかかります。逆に、高すぎると奥のほうが
遠く感じてしまうものです。
一般的に最適とされる高さは、[身長÷2+5~10cm]を目安に割り出します。
少し高めがラクだとも言われますが、
高齢の方の場合は少し低めのほうが手元が見やすいのとの意見もあるようです。
他に、コンロの使い勝手や水回りの都合なども含め、
自分の日頃の調理作業を想定しながらベストな高さを決めましょう。
ワークトップの素材
ワークトップの素材として最も一般的なのは、手入れのしやすいステンレス、
高級感がありキズや汚れに強い人工大理石です。
その他にも、色や柄で個性を表現できるタイル、
ローコストでカジュアルな仕上がりのメラミン樹脂、
温かみのある木質系なども人気です。
また、天板に丸みや曲線を加えたデザインなら、
より個性的なキッチンを演出できます。
キャビネット面の素材
ワークトップと同様に、素材のバリエーションが多彩なキャビネット面も、
手を触れる機会は多い反面、ワークトップに比べて手入れの頻度は少ないものです。
よく使われる素材としては、塩化ビニール化粧合板、木、
ホーロー、ウレタン塗装、ステンレス、ガラスなどです。
キャビネットは、キッチン全体の印象を決める大きな要素となるものです。
素材や色柄などを十分に考慮して、納得のいく空間を創りましょう。