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● バスルームのサイズで快適さは変わる
ユニットバスのサイズ表記
ユニットバスには主に2種類のサイズ表記があります。
坪として表記する方法と、寸法で表記する方法です。
実際には坪数での表記が一般的で、
0.75坪、1坪、1.25坪のような言い方をします。
ここでいう1坪とは畳2枚分、
おおよそ182cm×182cmということになります。
しかし、ユニットバスの場合は、
この1坪タイプの大きさがそっくり
浴室に取り付けられるわけではありません。
浴室は壁や扉、そして脱衣所との隙間を
考えた設計がなされているため、
仮に1坪のユニットバスを取り付けたいと希望しても
難しい場合もあり得るのです。
また、実際に取り付けると
1坪よりもさらに小さく感じられるはずです。
システムバスやユニットバスの多くは
規格品なので、家庭の浴室に合ったサイズを
選ぶ必要があります。
何を重視するかでサイズが決まる
リフォームの場合は、ほぼ現在と同じサイズの
浴槽を選べば、スムーズに工事を進められるでしょう。
広々とした浴槽を望む場合は、大きな浴槽と引き換えに
洗い場のスペースが狭まるというデメリットが発生するため、
どちらを重視するかがサイズ選びのポイントとなってきます。
ちなみに浴室設備のサイズ表記は
洗い場の広さを表わしたもので、
浴槽のサイズは全て同じです。
従って、洗い場スペースを確保したいのであれば、
1.25坪の浴槽を選べば広々とした洗い場の空間を
快適に使用できますし、
大きな浴槽を優先したいのであれば
1坪タイプでも問題なく優雅なバスタイムが
過ごせるでしょう。
そのため、どちらの用途を重視するかによっても
バスルーム設備のサイズ選びは異なってきます。